試合前のwarming-up:ポゼッション編

多くの指導者は、試合前のwarming-upにポゼッショントレーニングを選ぶことが多い。ヨーロッパのチームで多く取り入れられているのは下のような形式の4対4+2が多い。今から紹介するトレーニングは全て10人用のトレーニングである。

この形は試合に近い状況を作ることができるので多くの指導者に好まれる所以だ。

ただ多くの代替案があることを忘れてはいけない。今回はそんな代替案を紹介する。

3人3色+1with 攻守の切り替え

このポジションゲームでは、3組みの内2組みが白のフリーマンの助けを借りてボールを保持する。残りの1組がボールを奪いに行くのだ。したがって、以下の例では、黄、赤、白は青に対して7:3でプレイする。 黄はボールを失い、その後、赤、青、白は黄色に対してボールを一緒にプレーする。

自チームだけのフリーマンもつポゼッション

このポジションゲームでは、3対3で、各チームは2人の自分たちだけのフリーマンを使うことができる。例えば、赤がボールを持っていれば5対3という状況でプレーできるのだ。5セット行えば、それぞれがフリーマンを2回、3人組を3回プレーすることができるはずだ。さらにルールをフリーマンにパスした場合、ボールを出した選手とボールを受け取った選手は役割を交代しなければならないとすれば、プレーを止めずにプレーを続けさせることができる。

星型にフリーマンを置く

各チームには星型の先に3人のフリーマンがいる。真ん中のゾーンでは2対2。つまりボールを持ったチームは5対2という状況になるのだ。これも上のポゼッションゲームのように5回行うか、フリーマンが出入りできるようにするというルールを付けることができる。

小さなフィールドから大きなフィールドへ

真ん中のゾーンで4対2を行う。赤色はボールを奪ったら大きいフィールドに立っている選手にボールを繋ぐ。そこから今度は大きなフィールドで6対4を行う。4対2の2の選手たちはフリーマンにして、それぞれ交代交代で役割を変えていくこともできる。

4対2+フリーマン(3色)

 1つのゾーンでは4対2がプレーされる。赤は5本パスを回したら反対側のゾーンにボールを運ぶことができる。青がボールを触った瞬間に黄の2人はボールを奪いに行くことができる。ボールを失ったら、その色のチームが守備に回る。Positiespel warming-up wedstrijd

10人を使ったトレーニングは山のようにあるはずだ。ここで重要なことはそのトレーニングを理解して目的に合わせて、そのトレーニングをするかである。